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するようIMOマニュアルでは指針している。
しかし、本焼却法では、粘度の高いムース化油であるため、上述の粒径より更に大きく、且つムース化油中に浸入させるような方法を検討し、処理薬剤の浸透効率を高める必要がある。
ムース化油に処理薬剤を散布する方法としては、小型の動力ポンプによる散布方法が有望視される。
しかし、実用化に向けての検討事項として次の課題がある。
・噴霧散布方式の装置の開発
・ムース化油に対する適正粒径
・小型動力ポンプの選定
なお、小・中規模焼却試験の際の処理薬剤散布は噴霧散布方式を採用することとした。
この噴霧装置は空気圧力を利用した噴霧器である
(2)静置時間
ムース化油に処理処理薬剤を散布後、油層への処理薬剤の浸透による油水分離を図るため、ある程度の静置時間をとる必要がある。静置時間をどの程度に設定するかについては正確なデータが得られなかったが、本調査研究では次の知見を得た。
・処理処理薬剤散布後の油面の色の変化及び油層の粘度変化に着目し、散布・撹拌後、処理薬剤が油層に浸透して油水分離が進み、粘度が低下するとともに、油面が元油の色に近く黒変するまで静置することが必要である。
静置時間の長さは油層の粘度にもよるが、本調査研究では、処理薬剤散布量が15%程度の時、撹拌後の静置時間は10〜15分を標準に設定し、油層の粘度が高い場合は、粘度及び油面の色の変化を兄ながら時間を長めに設定するなどの調整を行った。
(3)油屑厚−消炎油層厚
焼却処理を行う場合、ある程度以上の油層厚が必要である。海外における原油を使った焼却実験においても、経験的に油層の下側の水層に過剰な熱伝
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